ワールドワイドキッズのフォニックス教材に、通常教材ではなかったワークブックが追加されました。
幼児英語教育で学んだ英語を大きくなっても忘れずに定着させるには、「話す・聞く」だけでなく「読む・書く」も重要だと最近知り、絵本を音読させた後に文字の練習などさせ始めていたところにいいタイミングでこの追加教材。
3歳児がワールドワイドキッズのフォニックス教材のワークブックを色々使用してみて効果的だった使用方法と英語でのやりとりのポイント、実際に英語が定着した効果を詳しく紹介します。
2019年に追加発売されたWWKの新フォニックス教材が気になっている方は、合わせてこちらもご覧ください。
アルファベットポスターで事前に音声を確認する
ワークブックは文字だけで音がないので、まずは練習する文字の音声をアルファベットポスターで聞いて文字と音をリンクさせます。
例えば「A」を練習する場合、Aをタッチすると、
Wonder Touch
The sound is a(ア).
次にAの隣のりんごの絵をタッチすると、
Wonder Touch
It’s an apple.
とワンダータッチから音声が流れます。
この時のポイントは2点。
- タッチを子供自身にさせる
- 音声が流れた後に「親が」大きな声で真似する
親がタッチせずに子供が自分でタッチすることでよりやる気になり、音声も「自分がタッチして流れた音声」として主体的に聞けます。
また、親が積極的に真似することで子供は「音声が流れたら真似をする」ことを認識し、親がやっていることを真似したい気持ちから自発的に真似しやすくなります。
特に、真似する時に少しオーバー気味に言ったり、テレビのリモコンをマイクに見立てて子供の口の前に持って行くと、ノリノリで真似してくれました。
ちなみに私はワールドワイドキッズの教材を使う時は極力英語で話すようにしているので、タッチを促す時は
ミナ
ミナ
などとランダムに言ってやっています。
ワークブックを英語で説明1.知ってる言葉に置き換える
ワークブックでは、最初に同じアルファベットを探すウォームアップのようなページがあります。
ページの左上を見ると「Can you find ~?」と例文が載っているので、基本的にはこのフレーズを真似すれば簡単に英語で指示できるようになっています。
ただ、私の子供はまだ「Can you find ~?」の意味を分かっていなかったので、
ミナ
ミナ
ミナ
とすでに知っているフレーズを後に置き換えて言うと、日本語で説明しなくても理解して探せました。
子供はじっと文字と絵を見比べながら、同じような色だけど違う文字にも騙されずにきちんと同じアルファベットを探して〇をつけられましたが、たまに探せなくて困っている時には、
ミナ
と言ったりしてフォローしました。
ワークブックを英語で説明2.ジェスチャーで通訳する
その後はA~Zまでの大文字・小文字を覚えるための、塗り絵や線を繋いだりする簡単なワークがあります。
アルファベットによって使う色の指示もあるので、クレヨンを用意。
うちでは、描きやすくて発色のいいしまじろうクレヨンを使っています。
こちらも各ページの上部にワークの内容の例文が載っているので、例文を英語で読みながら分からなさそうな動詞はジェスチャーを使って伝えると、日本語を使わなくても通じました。
- color=手を動かして塗り絵をするフリ
- collect=繋ぐところを指でなぞる など
ちなみにアルファベットによってワークの内容が違ったり使うクレヨンの色の指示があるので、子供が飽きずに楽めるのはもちろん、いろんな練習ができて知育にもいいです。
B:Bをなぞる&bを繋ぐ(迷路)
E:Eの塗り絵&eを繋ぐ
使う色の指示が特にない時は、stage4の絵本「Mimi goes shopping」のメロディーに乗せながら、
ミナ
子供
ミナ
子供
などと言って子供に好きな色を選ばせてやっています。
ちなみにZまでいくと、全アルファベットをなぞる練習ページがあり(書き順つき)、最後に自分の名前が書けるようになっています。
2~3歳以降ならどんどんやるといいと思いますが、1歳の場合はまだうまく描けないので、やりたいページをコピーしてコピーした方を使い、2~3歳になってからワークブックに直接描くようにしてもいいと思います。
オンライン英会話で早速ワークブックの効果を発揮
このワークブックをA~Fぐらいまでやった後、ちょうどあるオンライン英会話「hanasokids」の体験レッスンがありました。
アルファベットと絵が描かれた絵カード(例えば「A」と、Aから始まるApple=りんごの絵)を見せられてクイズをしたのですが、
先生
子供
先生
子供
とAppleだけでなく「A」もきちんと答えられました。
今までは単語メインで教えていてスペルは特に教えてこなかったのですが、先生に絵カードを見せられて質問されたアルファベットをすべて(その日はA~Eまで)読むことができました。
今までの通常のワールドワイドキッズの教材でもアルファベットは自然に目にはしてきたと思いますが、ワークブックで書いたことでより定着したんだと思います。
他にも、ワールドワイドキッズの教材を使った親子英会話例を以下の記事で紹介しているので、英語で子供と何を話せばいいか分からないという方はご参考下さい。ワールドワイドキッズフォニックス教材で親子英会話②シール工作編Mimiのおうち絵本レビュー!親子英会話70例文とごっこ遊びのコツ
家でのアウトプットだけじゃ足りない、という方はフォニックスのレッスンが受けられる子供向けオンライン英会話比較もご参考ください。
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