子供の日焼け対策、できていますか?
今回は、子供用の日焼け止めを選ぶ際に気をつけるべきポイントをお伝えするとともに、口コミ評価4以上、価格1,000円以下、日常使いができる人気の日焼け止めを以下の5つの観点で徹底的に比較・検証しました。
- 塗りやすさ
- 使用感
- 肌へのやさしさ
- 日焼けのしにくさ
- コストパフォーマンス
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子供用日焼け止めを選ぶポイント
敏感な子供の肌に塗るものなので、私が日焼け止めを選ぶマスト条件は以下の3つ。
- 石鹸で簡単に落とせる=洗い残しの心配がない
- 伸びがいい=面積の小さい赤ちゃんの肌にもまんべんなく塗れる
- ベタつかない=子供が不快に思わない
今回はこの条件を満たした上で、さらに日常使いができるSPF30未満、価格が1,000円以下、ランキング上位で口コミの評価も高い、以下の2つの日焼け止めを比較・検証しました。
ニベアプロテクトウォータージェルこども用
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和光堂ミルふわベビーUVケア毎日のお散歩用
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ちなみに高SPFのものはウォータープルーフのものが多く、洗い残しが心配なため、旅行やレジャーなどで長時間日差しにさらされる場合以外は避けたいというのが私の考えです。
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比較1.塗りやすさ
まず手にとった状態。写真左がニベアで、右が和光堂です。
ニベアは手に載せた状態でカメラを用意している間にすでに横流れし、パール粒大状に出したはずが、横長に伸びています。ビオレなどである大人のジェル状日焼け止めと同じ緩さです。
一方、和光堂は一番しっくりくるたとえが、昔ながらの木工用ボンドのような質感。
写真で分かるように密度が濃い白さでありながら、ベビー用保湿クリームのような固さはなく、伸ばそうとすればスッと伸びるのに、手を傾けてもビオレのようにすぐタラ~っと流れず留まる状態です。
それぞれ実際に腕に伸ばした写真がこちら↓
まさに先程お伝えした質感である、ジェル状とボンド状のたとえからの期待通りの伸び感です。
ニベアは手に力を加えなくても勝手にどんどん流れていく感じで、和光堂は軽く力を加えれば楽に伸ばせる感じです。
どちらも柔らかく伸びがいいので、伸ばすことを苦に思うことはありませんが、急いでいて広範囲に手早く伸ばしたい時には、より緩いニベアの方が早く塗れます。
また、ビオレは片手で開けられるワンタッチのフタであるのに対し、和光堂はチューブからくるくる回してとる、フタが完全に分離するタイプなので、そういった面でも、少しずつ手に出しては両手でフタを閉めるという作業が(子供が触ろうとする場合)、急ぐ時にはやや不向きです。
以上のことから、塗りやすさの観点では「ニベアの勝ち」です。
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比較2.使用感
先程腕に載せたものを完全に伸ばした写真です。どこに塗ったかわからなくなりましたね。
どちらも白く残らず、塗った直後すぐ触ってみても、特にべたつきは気になりませんでした。
実際に子供の顔、腕、足にもそれぞれ半身ずつ塗ってみましたが、どちらに関しても嫌な反応は見せませんでした。
特に1歳を過ぎると今まで以上にお出かけが増え、これから夏に向けて動物園・遊園地・プールと終日外出も増えてくるので、途中で肌が不快になってきてもすぐ家に戻れないのは困りますよね。
こちらの2つの日焼け止めは、どちらも使用感に関してはひけをとらず良好なので、今回は「引き分け」で。
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比較3.肌への優しさ
和光堂は0ヶ月から使用可能で、低刺激、無香料、無着色、パラベン無添加、ノンアルコール、アレルギーテスト済みで紫外線吸収剤不使用。
対するニベアは、対象年齢の記載はなく「こども用」とだけあり、無香料、無着色、パラベン無添加、ノンアルコール、アレルギーテスト済み。
ただし、注意事項欄に「6ヶ月~1歳の赤ちゃんの肌は発達段階のため、肌の状態を確認しながら注意してお使い下さい」と記載があります。
0歳は使用不可とはしていないので、絶対だめということではないと思いますが、一応注意して下さいというやや不安な文章。
もし0歳の子供への使用を考えている方は、顔に塗る前に体にパール粒大で塗ってみて、赤くならないかパッチテストしてから使用するとより安心です。
肌への優しさは、紫外線吸収剤不使用でメーカーが0ヶ月から使用可能と謳っている「和光堂の勝ち」ですね。
比較4.日焼けのしにくさ
和光堂はSPF21のPA++、ニベアはSPF28のPA++。数値だけで見れば、ややニベアの方が上回ってはいますが、ほぼ互角です。
それより私が気になるのは、日焼け止めの形状。
ニベアはジェル状ですが、「比較1.塗りやすさ」の項目で載せた写真でもやや透明で、ジェルの中身は日焼け止めとしての有効成分より伸ばしやすくする活性剤が大半に思えます。
さらに、伸びがいい=薄く伸ばせるということで、有効成分が広がりすぎて一箇所の肌に留まる有効成分が少なくなりそうです。
実際、大人用日焼け止めでもジェル状のものは、@コスメの口コミで「焼けた」という口コミが散見されます。
以前テレビでも、専門の皮膚科医が「日焼け止めは一般に伸ばして塗る方がほとんどだけど、それでは効果がない。肌の上に置いて叩き込むように塗るのが日焼けしない正しい塗り方。」と説明していたので、その塗り方により近く塗れるのは和光堂の方ではないかと思います。
数値ではニベアの方が上、液の形状的には日焼け対策の理論から和光堂の方が焼けなさそう、ということで日焼けのしにくさに関しては、「引き分け」で。
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比較5.コストパフォーマンス
ニベアは120gで621円、和光堂は30gで538円とニベアの方が4倍近くお得です。(5月現在、Amazon価格の場合)
さらに、ニベアの方が伸びがいい分同じ面積を塗るのに少量で済むため、和光堂に比べコストパフォーマンスはかなりいいです。
和光堂の方は0ヶ月から使用できるということで安全面でより優れているかもしれませんが、あくまでコストパフォーマンスの観点だけで見れば、圧倒的に「ニベアの勝ち」です。
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まとめ
比較1.塗りやすさ→ニベアの勝ち
比較2.使用感→引き分け
比較3.肌への優しさ→和光堂の勝ち
比較4.日焼けのしにくさ→引き分け
比較5.コストパフォーマンス→ニベアの勝ち
どちらも口コミ評価がいい人気の日焼け止めなだけあって、明らかに悪いポイントはありませんでした。何を重視するかで決まってくると思います。
個人的なおすすめは、顔に塗るのを重視したいのであれば和光堂、体に塗るのを重視したいのであればニベアを選ぶのがいいのではないかと思います。
また、0歳の子供に塗るのに心配な方は、コスパはやや悪いものの和光堂の方が安心です。
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