トイレトレーニング中、子供がトイレに行ってくれなくて困ったことはありませんか?
子供がおしっこが出そうな時にトイレに誘っても「行かない」「出ない」と言われ、それで本当に出なければいいのですが、その直後にジャーとおしっこをされると、
ママ
とがっくりしてしまいますよね。
私の子供も2歳6ヶ月目前で本格的におむつをはずそうとトイトレを強化したところ、まさにその状態に。
色々調べて試行錯誤した結果、
- 子供が「おしっこ出ない」と言ってトイレを嫌がる3つの原因
- トイレを嫌がる時の対処法
- トイレを嫌がる子供におまるが効果的な理由
- おまるの後始末を驚くほど楽にする方法
- おまるから補助便座へ移行する方法
がわかり、実際に2歳児のトイレ嫌いが解消、トイレでおしっこやうんちができるようになり2歳7ヶ月でおむつはずれに成功したので、実例を挙げながらその方法をご紹介します。
まとめ成功するトイレトレーニングの進め方!必須アイテムや悩み・疑問解消します
目次
子供がおしっこ出ないと言う3つの原因
原因1.トイレへ誘い過ぎ
子供をトイレに誘い過ぎると、
- 親からのプレッシャーを感じる
- おもちゃで遊んでいるのを中断されたくない
この2つの理由から、トイレに行くのを嫌がることが多いようです。
私の場合、子供が2歳半に近づきそろそろ完全におむつをはずそうとジーナ式スケジュールでお世話になっているジーナさんのトイレトレーニング本でトイトレ強化。
ジーナさんの本には、最初の2日は10分置きにトイレに誘うと書いてあったので、さすがに10分はやりすぎと思ったものの、購入者レビューで、
本に書いてあることを忠実にやれば本当におむつがはずせた。
という口コミをたくさん見かけたので、少し間をあけた15~20分置きぐらいに誘ったら、それが大失敗。
最初は素直にトイレに行ってくれてたのに、1日目夕方から少し嫌がるようになり、2日目の昼頃には断固拒否に。
そりゃあ子供の立場からしたら、おもちゃでせっかく遊んでいるのを中断されたり、そんなに頻繁におしっこが出ないのにトイレに連れていかれても嫌ですよね。
原因2.親が焦ったり慌てる
おしっこやうんちが出そうになった時、もらさないようにと子供を抱っこしてトイレに駆け込んだり、親がさっとパンツを脱がせたりしてませんか?
そうすることで、子供が
- 自分でトイレに行こう
- 自分でパンツを脱ごう
- 自分で補助便座を用意して座ろう
と思った気持ちを削いでしまい、トイトレへのやる気を失うことに繋がるそうです。
そうとは知らなかった私は、おしっこが出そうな時に子供がゆっくりトイレに歩き、ゆっくりスカートやパンツを下ろすのを見て、
ミナ
と思い(布パンツ1枚にしていたので)、子供を抱っこしてトイレに駆け込み、慌ててスカートやパンツを脱がし、補助便座と踏み台をさっと用意し、子供を私が補助便座に座らせていました。
まさに子供が意欲をなくすダメなパターンの見本ですね…。
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原因3.トイレを嫌がった時に無理矢理連れて行く
子供がトイレに行くのを嫌がった時に無理にトイレに連れて行くと、子供は意固地になって余計トイレに行くのが嫌になるそうです。
私の場合、子供が1日目の夕方頃少しトイレを嫌がった時、
ミナ
と思って、しばらくおしっこをしてなくてそろそろ出そうな時に無理に連れて行ったら、それが2日目の悲劇を引き起こす結果になりました。
トイレを嫌がるようになった時のジーナ式対処法
ジーナさんのトイトレ本のコラムには、そうなってはいったんトイレのことを忘れさせるしかないと書いてありました。
無理にトイレに誘っても、子供はますます意固地になって嫌がるだけ。
しばらく布パンツからオムツに戻し、こちらからは一切トイレに誘わないようにし、子供が自分からトイレに行くと言うのを待つしかないとのこと。
しかし私は、
ミナ
ジーナさんの例の子供は1ヶ月ぐらいでまた自分からトイレに行くようになったって書いてあったけど、子供がこのままずっと言ってくれなかったらどうしよう。
と思い、他に何かいい方法がないか調べたところ、子供が同じようにトイレを嫌がった時におまるを使ったらおしっこをしてくれたという口コミを見つけました。
トイレを嫌がる子供におまるが効果的な理由とおまるのメリット
そもそも、ジーナ式のトイトレ本にはおまるでトイレトレーニングを始めるよう指示されていました。
そして本購入者の口コミにも、散々
ママ
と書いてあったにもかかわらず、おまるを使うことには抵抗があり、補助便座でトイトレ開始していました。
ミナ
そこだけ補助便座に置きかえて、それ以外を忠実に守ろう。
と思って補助便座で始めたのも、失敗の一因だったかもしれません。
おまるを使うメリットは、
- トイレに行かなくてもいい(リビングから移動不要)
- 親の支えがなくても自分で座れる
- 遊びを中断しなくていい
- 椅子として座って遊んでいる時にたまたまおしっこやうんちが出れば、おまるでする感覚を簡単につかめる
- 足が床につくので踏ん張れる(特にうんち)
そしておまるの最大のメリットは、親がトイレに誘わなくても子供が自分のタイミングで好きな時に座れるということです。
それから、「足がつくから踏ん張れてうんちをしやすい」というのも重要。
私も試しに自分でトイレでする時に足を少し浮かせてみましたが、うまく力が入らずしづらかったです。
大人でもうまくできないことをトイレ初心者の子供させる方が無理な話ですよね。
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実際に子供がおまるでできるようになった声かけとやりとり
しばらくトイレを忘れさせるために、トイレを連想させない背もたれがついていてまたがなくてもすぐ座れるイス感覚のベビービョルンのおまるを購入しました。
ベビービョルンのおまるにはクマの絵が描かれているので、クマの絵を指しながら
ミナ
と言って子供に気に入らせた後、テーブルで何か遊ぶ時や座ってテレビを見る時など、ことあるごとに、
ミナ
と言うと、
子供
と言って喜んで座り、おまるを普段から座るのが当たり前の椅子として定着させることに成功。
あとは、出そうな時にパンツを脱がせておいたら、くまさんのいす=おまるに座っている時におしっこが出ていつの間にかおまるですることに成功です。
おまるでのうんちの処理を驚くほど楽にする理由は以下の記事で紹介しています。
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おまるから補助便座(トイレ)へのスムーズな移行方法
いくらおまるでおしっこやうんちができても、最終的にトイレ(補助便座)でしてくれるようにならないとトイレトレーニングは完了しません。
おまるでできるようになってもこちらからは一切トイレに誘わず(誘うと嫌がるだけ)、ママがトイレに行く時に子供も自然に連れて行きます。
ミナ
ここでの誘い方も、色々試してみましたが「〇〇も行く?」「トイレ行こー。」などと子供がどうするかということに触れてしまうと
子供
と断られてしまいました。
あくまでママがどうするかだけを伝えて、子供に自分から言わせるのがポイント。
2歳児は何でも自分でやりたい年ごろというのもあるからか、指示されてやるのは嫌みたいですね。
そしてトイレで親がしているのを見るとトイレでするものだと認識し、大人の真似をしたくなる年頃の2歳児は自分もトイレしたがるようになります。
私の子供は、「ママ、トイレに行くねー」で一緒にトイレについてくるようになって2日目ぐらいで、自分から
子供
と言ったので、すかさず普段使っているおまると同じクマさんの絵がついているベビービョルンの補助便座を出したところ、
子供
と喜んで座り、一発目で早速おしっこができました。
その後はおしっこは補助便座、うんちは足がついて踏ん張りやすいおまるでして、さらに数日後からうんちもおしっこも両方補助便座でできるようになりました。
ミナ
たまに便秘になって、うんちがカチカチでかなり踏ん張らないと出ない時はやっぱり足のつくおまるの方がしやすいみたいなので一応そういう時のためにおまるもまだ残していますが、普段は補助便座ですることが定着しました。
完全にトイトレ完了するまでの経緯とやったことは以下の記事で紹介しています。