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1歳半健診の言葉の平均は?言葉が出ない、遅い時やるべき4つの対策

言葉を話すのには個人差があるといっても、実際に1歳半健診で子供が話す言葉の平均はどのくらい?

いつまでに言葉を話さないと異常?病気や障害の可能性があるのはどんな時?

これらの疑問を保健師と大手幼児教室の講師から聞いた、言葉を早く話せるようになるためにやるべき4つの対策とともにご紹介します。

1歳半の言葉の平均は?3語話せないと遅い?

1歳半健診では、言葉を3語以上話せるかどうか(ママ、パパ、わんわんなど)をチェックされます。

そのため、その時点で子供が2語以下しか話せないと自分の子供が遅れていると思ってしまう親も多いようです。

この3語以上というのは、1歳半の時点で8割の子供が話せるのが3語ということから決められたことなのですが、2語以下しか話せないからといって落ち込む必要はありません。

実はこの1歳半健診は、昭和40年に制定された母子保健法に基づいて実施され、その後もずっとそのまま変えずに行われているんです。

しかし、今は昔と違って大家族ではなく核家族化しており、一日のほとんどをママと2人きりで過ごす子供も多くなってきています。

常に多くの家族に囲まれていた昔と比べると明らかに浴びる言葉のシャワーの数が少なく、さらにテレビやスマートフォンの普及も影響し、昔より言葉を話すのが遅れる傾向にあるようです。

その結果、最近の1歳半健診では1語も話さない子供が1割もいるそうです。

いつまでに話せば正常?病気や障害は?

言葉を話さないのは単に個人差というだけでなく、病気や障害が原因になっている場合もあるので注意が必要です。

病気や障害が原因で言葉を話さない場合、主な原因は大きく分けると以下の3つです。

  1. 耳の聞こえが悪い
  2. 理解力が遅れている(知的障害)
  3. 自閉症・発達障害

1歳半の時点で2語以下しか話さない場合、これらに該当しないかどうかを保健師がチェックします。

  • 耳の聞こえ
    前後左右どこから呼びかけても反応するか
  • 理解力や自閉症・発達障害
    簡単な指示を与えて言われたとおりの行動ができるか(言われた内容を理解して自分で考え行動に移せるか)、人のしぐさなどの真似をするか

といったことで判断されます。

これらが問題なければ、1歳半の時点で3語以上話せなくてもそれほど心配しなくて大丈夫です。

いつまでに話せれば単なる個人差の範囲内で収まるかというと、大まかな目安は2歳~3歳

3歳になっても全く話さない場合は病気や障害の可能性を疑った方がいいですが、そうでなければ個人差の範囲内です。

実際に2歳や3歳まで1語も話さず、2歳や3歳になってから急に話しだしたり、いきなり2語文で

子供

ワンワン、いた。

と話した子もいるそうです。

私の子供は、『1歳8ヶ月のジーナ式スケジュール!3度目の早朝覚醒、グアム旅行、新たに話した意外な言葉でも紹介していますが、1歳8ヶ月の時点で7語でした。(3歳にはペラペラ大人と同じように話しています。)

とはいっても、少しでも早く話せるようになってほしいと願うのが親心ですよね。

続いて、保健師が教える「言葉を早く話せるようになるための4つの対策」をご紹介します。

対策1.擬態語・擬音語を使って話しかける

そもそも子供はどうやって言葉を話すようになると思いますか?

実は子供は、大人が話しているのを聞いて「真似」しようとして話すんです。

そのため、話したくなる(=真似したくなる)にはおもしろくするのがコツ。擬態語や擬音語は、子供にとってはとてもおもしろく聞こえるそうです。

具体的には、

ママ

おててゴシゴシ洗うよー。お水ジャーして。

ママ

エレベーターのボタン、ピッして(押して)ー。

というとおもしろく聞こえ、子供自身も

子供

ゴシゴシ。

子供

ピッ。

と擬態語や擬音語で真似するようになり言葉が増えていきます。

ちなみにこの擬態語や擬音語のことを「オノマトペ」というそうです。

私のやっているこどもちゃれんじぷちでは、このオノマトペが奇数月のDVDに収録されているので、どのように擬態語・擬音語を使えばいいのか参考にして真似しています。


出典:こどもちゃれんじぷち7月号DVDのオノマトペ「トントン、ドンドン」より

対策2.激しい遊びで思いきり笑わせる

たとえば、ただの「高い高い」ではなく安全な範囲で一瞬手を離したり、逆に上から下に落ちるというような、子供がギャハギャハ笑って興奮する激しい遊びをするのも脳への刺激になって発語にいいそうです。

実はこの対策1と対策2のコラボ、私の子供(1歳半)に即効果がありました。

休日にパパと一緒にボールを投げたり蹴ったりして激しく遊び、普段聞いたことのないような甲高い声で叫んだり、大声で笑ったりして興奮も最高潮。

パパはボールを投げたり蹴ったりする時に、

パパ

ダーン!

と言っていました。

すると何回か投げたり蹴ったりした後、急に子供も

子供

ダーン!

と言ってボールを投げるようになりました。

すかさずこちらも、「ボールを投げる」=「ダーン」を関連づけるために、

ミナ

〇〇ちゃん、ダーンしたね!

ミナ

もう一回ダーンしてー。

と言ったところ、何度も何度も楽しそうに「ダーン」と言って投げていました。

その後完全に覚えたようで、今ではボールがない外出先でも「ダーンして」と言うと「ダーン」と言いながらボールを投げるしぐさをするようになりました。

「興奮した気持ち+擬音語」のおもしろさが真似したい気持ち、言葉を話したいという気持ちを強くしたんだろうというのを目の当たりにしました。

対策3.子供の言葉を代弁する

ほとんどの親がすでに行っているかとは思いますが、子供の反応やしぐさを積極的に代弁するのも言葉を早く話すようになるのに有効です。

たとえば、子供が

子供

あー!あー!

と言って何かをとってほしそうに指さした時、ただとってあげるだけではなく「あー!あー!」を代弁する気持ちで、

ママ

〇〇がとってほしいの?はい、どうぞ。

と言って渡したり、外に行こうと玄関の方に向かったら

ママ

お外に行きたいの?

といって行動を代弁してあげます。

そうすることで耳から入った情報が脳に取り入れられて、自分が今言いたかった言葉や行動は「○○がとってほしい」「お外に行きたい」なんだと理解でき、理解から実際に言葉を話すようになっていきます。

対策4.2つから選択させる

服を着る時、ご飯を食べる時、おもちゃで遊ぶ時。いつも親が決めたものを与えていませんか?

そして、細かい気配りができるママほど子供の要望を感じ取って、子供が伝える前に先回りして叶えてあげていたことも多いのではないでしょうか?

しかし、親が何でも決めてあげたり、先回りして要望を叶えてあげてしまうと、子供は自分で考えたり要求しなくても全部やってもらえると思ってしまい、次第に意思表示をしなくなっていきます。

そして意思表示をしない=言葉を話さない(話す必要がない)に繋がってしまいます。子供のことを考えてした行動が、かえって子供のためにならなくなってしまうのです。

そんな場合は、子供に「2つのものから選ばせる」ということをやってみてください。

自分で選ぶことで受け身ではない能動的な気持ちが働き、自分の意志を伝えたい、話したいという気持ちに繋がります。

実はこの2つから選ぶというのもミソで、もし自分の一番欲しいものがその中に入ってなかった場合は一番欲しいものではないものから選ぶことで、我慢する気持ちも育ちます。

そして、今まで何でも先回りして要求を叶えてあげていた場合は、子供が要求してくるまで少し待って見守ってあげてください

そうすると、

子供

自分から言わないと、やりたいことをやらせてもらえないだぁ・・・。

と子供が思うようになり、次第に意思表示、つまり言葉を話すようになっていきます

すべての対策に共通することは、真似したい気持ち・意思表示したい気持ちを育てること。それが言葉を話すための一番の近道です。

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