子供と初めての海やプールで、浮き輪を足入れ浮き輪にするか、アームリング(腕につける浮き輪)にするか、どれがいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は子供の浮き輪の種類と選び方、それぞれの特徴やデメリットを比較し、0歳~2歳ぐらいまでの赤ちゃんや幼児にはどちらがおすすめか目的別に選べるようにご紹介します。
浮き輪の種類と選び方
一般的に子供の浮き輪は以下の3種類。
ドーナツ型浮き輪
浮き輪と聞いて最初にぱっと思い浮かべる、大人も使用する一般的な輪っか状浮き輪。
足入れ浮き輪
浮き輪の中に足を入れる部分がついている浮き輪。
アームリング(アームヘルパー)
両腕につけるタイプの浮き輪。
ただし、ドーナツ型浮き輪は小さい子供では抜け落ちてしまう危険性があるため、3歳以上からの使用がおすすめされています。
0歳、1歳、2歳児は基本的に足入れ浮き輪かアームリングを選ぶ方がほとんどです。
足入れ浮き輪の特徴
メリット
・足入れ部分があるため、浮き輪から抜け落ちる心配はない
・座れるので安定感があり、子供が楽
デメリット
・ちょっとした拍子にひっくり返りやすい
・ひっくり返った時に足がすぐに抜けず、自力で脱出できない
・上記の危険性があることから、使用を禁止しているプールもある
・子供への浮き輪のつけ外しがやや面倒
こちらは名前の通り、普通の浮き輪の中に足を入れる袋のようなものがついていて、子供がすり抜けて落ちてしまわないようになっています。
子供が足を入れてしまえば快適に座っていられる反面ひっくり返りやすいので、ひっくり返ってしまう顔が沈んで助けを呼べなくなる上、足を一本ずつ出してからでないと浮き輪を外せないため、自力でも脱出できないばかりか、親もすぐに助けられないというデメリットがあります。
基本的に子供から離れなければそれほど危険性はないとは思いますが、重要なのはそういった危険性を考慮して使用を禁止しているプールが一部であるということ。
事前に決まった場所しか行かず、そこで使用可能なことが確認できていればいいですが、色々なプールや海へ行ってたくさん水遊びをしたいという方は、行った先でせっかく買った浮き輪が使えないと嫌ならやめておいた方が無難です。
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アームリング(腕につける浮き輪)の特徴
メリット
・ひっくり返る心配がない
・波打ち際でもつけていられる
・足入れ浮き輪に比べて価格が安い
・空気の量でサイズ調整ができ、長く使える
デメリット
・つけ方を間違えると顔が沈む
・初めての子はバランスが取りづらいことがある
こちらは正しく装着すれば赤ちゃんや幼児でもひっくり返ることがなく、とても安全に使用できます。
使用の際は、アームリングを必ず肩のギリギリのところまで上げて下さい。
肘の辺りにつけると顔が沈む恐れがあります。
足入れ浮き輪は足首がつかる程度の波打ち際では使用できませんが、アームリングはずっとつけっぱなしでいられるので、波打ち際で遊んでいて万一波に足を取られて流されてしまった場合でも、アームリングをつけていれば安心ですね。
また、胸囲に比べて腕の方が成長で太くなる幅が少ないので、入れる空気の量をちょっと減らすだけでサイズ調整でき、長く使用できます。
足場がなく浮かんでいる状態になるので、初めてつける子供はバランスが取りづらい子もいるかもしれませんが、おすわりができるようになった後であれば腰が安定しているのですぐにバランスがとれるようになります。
実際、いろんなアームリングの商品の口コミを見ましたが、ずっとバランスがとれないままで全く使用できなかったという口コミは見かけませんでした。