人生の三大買い物(支出)の一つ、生命保険。
一生に払う総額はかなり高額になるので、最初の相談から実際に契約するまで、新人ではなく知識が豊富なベテランFP(ファイナンシャルプランナー)に担当してもらって本当にベストな条件で契約したいというのが本音ではないでしょうか。
とはいえ、担当者は基本的に代理店やFPパートナー会社から勝手に割り振られるもの。新人が担当になってしまう可能性もゼロではありません。
今回は、保険会社の社員として長年働いたことで知った裏事情から、たった5分あることをするだけで、保険相談をする時ベテランFPを担当者にすることができる裏技をご紹介します。
目次
STEP1.たった5分で知識を得る
裏技とはいたって簡単、2ステップでできます。
まずSTEP1では、保険に関して素人ではまず知らない知識を得ます。
とはいえ、安心してください。今から保険の本をたくさん読みあさって、長時間かけて勉強するように言っているわけではありません。
私が長年生保・損保両方の保険会社で勤務した経験から知り得た、保険の素人では知らない情報を凝縮してまとめた記事を紹介しますので、そちらを読んでいただければ大丈夫です。
1記事2~3分で読めると思います。
以下の3つのカテゴリーに分けたので、その中から2記事以上選んで読んでみて下さい。
基本的には自分が相談しようと思っている保険種類を選んでいただければ大丈夫ですが、もちろん興味があれば全部読んで下さってもかまいません。
がん保険の選び方と隠れた優秀商品
突然がんになってしまったり、入院や手術をすることになった時の資金として、医療保険やがん保険の加入を検討する人も多いと思います。
しかし、保険の仕組みを理解して正しい内容で加入しないと、いざという時保険金が支払われないというトラブルに巻き込まれ、今まで支払ってきた保険料が無駄になってしまうこともあることをご存じですか?
以下の記事では、保険金が全額支払われるために契約前に絶対確認しておきたい3つのポイントやを紹介します。
⇒がん保険の本当に正しい選び方!保険金が全額支払われるための3つの条件
また、多くの保険会社の社員が、割引になる自社の保険を蹴ってまで入る、保険業界の業界人に圧倒的な人気を誇るがん保険がどこの保険会社のどの商品か、社員が選ぶ理由を完全暴露しています。
⇒他社社員まで入る業界人気NO.1がん保険は有名でも大手でもないこの保険だった!
人気のがん保険・セコム損保「メディコム」に加入しようと思った時、事前にちゃんと知っておきたい3つのデメリットを公開。
契約後に思っていた内容と違った!ということのないように、きちんと納得した上で加入すると満足度が上がります。
⇒業界人気1位のがん保険・セコム損保「メディコム」加入前に知っておくべき3つの注意点
学資保険ではなく終身保険を選ぶ理由
では子供の入学金など将来の教育資金準備として学資保険に入るのは時代遅れで、最新の貯蓄のための保険の入り方をわかりやすく解説しています。
また、一般的には「終身保険=死亡した時に保険金が支払われる保険」というイメージが強いですが、終身保険の死亡保険金以外への使い道についても説明しています。
保険の貯蓄性を高めたい、利率がいい保険を選びたい、外貨建保険にも興味があるという方は、以下の「外貨建保険」の記事もあわせてお読みください。
⇒学資保険は時代遅れ!入学金・教育資金準備に役立つ真の保険の入り方
外貨建保険のメリット・デメリットとリスク対策
外貨建商品は、外貨建預金にしても外貨建保険にしても日本円の商品より金利がいいというイメージは漠然と持たれている方も多いのではないでしょうか?
ただ同時に「為替リスクが怖い」というイメージもあると思います。
実際の外貨建終身保険のメリットとデメリットをわかりやすく解説するとともに、実際に外貨建終身保険に加入する時に損しないよう、為替リスクを最小限に抑える方法もあわせて紹介しています。
⇒貯金代わりに人気の外貨建終身保険とは?為替リスクを最小限に抑える方法は?
STEP2.申込み時にある言葉を言う
通常、保険のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)はFPのパートナー会社(代理店)に所属しているので、インターネットもしくは電話で代理店に相談希望の申込みをした後、代理店から担当のFPを割り当てられます。
自分ではFPを選べません。
つまり、申込みの時点では自分が保険を相談するFPがどんな人か分からず相談時が初対面となり、いざ会ってみたら自分の担当は経験の浅い新人だったということになる可能性もあるわけです。
絶対にそこでは相談しない方がいい理由については、『保険会社元社員が語る裏事情!生命保険を窓口型店舗で加入してはいけない2つの理由』で詳しく紹介しています。
STEP2ではその申込み時、もしくは申込みフォームで自由入力欄がなかった場合は確認電話※の際に以下の言葉を入力する(言う)だけです。
代理店から家族構成、希望の保険会社や保険種類などをうかがう確認電話が必ず入り、要望に合ったFPが担当になります。後日、担当FPから日程調整等の連絡が入り面談することになります。
リケジョママ
この〇〇、△△、✖✖には、STEP1で読んだ記事の内容から自分がこうしたいと思ったことを入れて下さい。
特にこの時点で明確にこうしたいと思うことがなければ、以下のような言い方でも大丈夫です。
リケジョママ
ベテランFPが担当になる理由
ここで、代理店側の立場になってみてください。
代理店
通常、保険相談の申込みをしてくる人は保険のことをあまり知らない人が大半なので、上記のように思わせることができたら勝ちです。
代理店
答えられないと信頼を得られないから契約にも繋がらない。どんな質問をされても答えられるようにベテラン社員を担当にしよう。
このように考え、最低でも中堅以上の知識豊富なベテラン社員にしか担当を割り振りません。
あくまで「少し知識を持っている」フリは、最初の申込み時だけで大丈夫です。
実際にFPと会った時には担当はもうその人になっており、こちらから変更希望しない限り担当を変えられることはまずないので、思う存分知らないことは質問してみてください。
もちろん、質問していく中で担当FPの回答が曖昧で知識に不安を覚えたら担当変更を希望するのもアリです。
この裏技が通用しないのはどんな時?
当たり前のことですが、最初の段階でそもそも優秀なFPが全然いない代理店に申込んでしまったら、上記裏技も全く意味がありません。
知人づてなどで優秀なFPの多い代理店を知っていればそれがベストですが、普段保険に縁がなくどうやって優秀なFPのいる代理店を探せばいいかわからない方もいるかと思います。
そんな方は、私が保険業界で働いている間あまり悪い噂を聞かなかった2社を紹介しておくので、よろしければ参考にしてみて下さい。
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⇒医療機関専門情報誌「TVホスピタル」に掲載
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