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歯科衛生士に聞いた!子供用歯磨き粉でフッ素濃度が高い年齢別おすすめ

市販の子供用歯磨き粉はフッ素濃度が記載されていないものが多く、「フッ素配合」「フッ素入り」と表示されていても濃度が100~300ppm程度しかないものもあると知っていましたか?

せっかくのフッ素配合歯磨き粉でもフッ素が少ししか入っていないものなんて意味がないので、現役歯科衛生士から市販の歯磨き粉でフッ素濃度が高い、おすすめの子供用歯磨き粉を教えていただきました。

今回は、そもそも赤ちゃんにはいつから歯磨き粉が必要か、そして歯科衛生士の独自調査によるうがいできない赤ちゃん・うがいできる幼児・小学生向けの年齢別おすすめフッ素入り歯磨き粉をご紹介します。

赤ちゃんに歯磨き粉は必要?いつから使う?

歯磨き粉の使用は、歯が6本ぐらい生えてきて離乳食も完了する1歳頃からが推奨されています。

1歳を過ぎると砂糖(糖分)の摂取量も増えてくるので、フッ素入りの歯磨き粉を使用して虫歯予防をすることが大切です。

ただし、うがいができるようになるのは平均2歳頃。

1歳のうちはまだうがいできないので、飲み込んでも安全な成分で作られていてうがいなしでも大丈夫なジェル状の歯磨きジェルを使用します。

フッ素配合歯磨き粉の効果を最大限引き出す正しいうがいの仕方は後述します。

うがいできない乳幼児(1歳・2歳)におすすめの歯磨きジェル

うがいできない子供に使用する歯磨きジェルは、そのまますべて飲み込んでしまうことになるのでフッ素濃度500ppm以下が望ましいとされています。

ピジョン親子で乳歯ケアジェル状歯みがきぷちキッズは、使用できるフッ素濃度上限ギリギリの500ppmと理想的。

同じピジョンでも「ぷちキッズ」ではない方のピジョン親子で乳歯ケアジェル状歯磨きは、フッ素濃度100ppmしかないので間違えないようにご注意ください。

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うがいできる幼児(2歳~5歳)におすすめの歯磨きジェル

うがいができるようになってから小学生になるまでの幼児・園児のフッ素濃度上限は1000ppm

そのため、うがいできる2歳~5歳までの子供が使う歯磨きジェルは、クリニカキッズジェルハミガキがフッ素濃度960ppmと高くておすすめ。

歯磨きジェルの原材料・成分も、フッ素以外は食品使用成分と同様の成分で作られているということなので、万一飲み込んでしまった場合でも安心です。

CHECK
原材料・成分
・湿潤剤…ソルビット液、グリセリン、PG
・香味剤…香料(グレープタイプ)、キシリトール
・粘結剤…CMC・Na/粘度調整剤…カラギーナン、ポリアクリル酸Na/pH
・調整剤…クエン酸Na、クエン酸
・薬用成分…フッ化ナトリウム(フッ素)/安定剤…グリセリン脂肪酸エステル

※こちらも同じクリニカキッズにジェルハミガキではないクリニカKid’sハミガキがありますが、そちらはジェル状ではない普通の歯磨き粉で幼児・園児にはまだ辛いのでご注意ください。

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小学生以上(6歳~大人)におすすめの歯磨き粉

小学生(6歳以上)になるとフッ素濃度1450ppmと一番フッ素が多いクリニカアドバンテージがおすすめです。

大人の歯磨き粉にはあまりフッ素が入っていないので、虫歯になりやすい小学生はこちらを使用する方がいいです。

味は、ソフトミント、シトラスミント、クールミントの3種類でどれもフッ素濃度は同じですが、シトラスミントやクールミントは子供には辛いので、マイルドなソフトミント味が小学生にはおすすめです。

クリニカアドバンテージ ソフトミント味を
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やってはいけない間違ったうがいの方法

フッ素入り歯磨き粉の効果を台無しにしてしまう一番やってはいけないうがいの仕方は、ずばり

「たくさんの水で何度もうがいをすること」

です。心当たりのある方も多いのではないでしょうか?

歯磨き粉を使って歯磨きをした後はどうしても口の中がすっきりするまで入念にうがいをしてしまいがちですが、実はそれは逆効果。

何度もしっかりうがいをしてしまうと、フッ素を取れてしまってフッ素入り歯磨き粉を使った意味が全くなくなってしまいます。

フッ素効果を最大限引き出す正しいうがいの方法

フッ素入り歯磨き粉のフッ素効果を最大限引き出すうがいの仕方はいたって簡単。

歯磨きをした後、少しの水で10回ブクブクするうがいをたった1回するだけです。

子供

ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク、ペッ。

子供には基本的にフッ素入り歯磨き粉を使うママがほとんどだと思うので、これからうがいを教える場合は、最初から歯みがきの後のうがいは

  • 少しの水
  • 10回ブクブク
  • それを1回だけ

と教えておくと、後から1回だけのうがいに教えようとしても子供が何回もしたがる、といったトラブルを避けられると思います。

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フッ素入り洗口液を子供が使った時のうがいは?

子供が4歳を過ぎるとフッ素入り洗口液(マウスウォッシュ、デンタルリンス)も使えるようになります。

子供

4歳になるまでは我慢!

ただし、フッ素入り洗口液を使った後は歯磨き粉の時とは違い、フッ素を残すためにできるだけうがいをしない方がいいそうです。

ただ、子供の場合は普段歯磨き粉の時にうがいをしているから洗口液の後もうがいをしたがったり、うがいを全くしないと口の中を気持ち悪がったりということもあると思います。

そんな時は1回程度の軽いうがいであればそこまでフッ素も取れないので、どうしても口の中が気になる場合は1回だけならうがいしても大丈夫とのことです。